まっすぐで、丈夫
「竹を割ったような性格」という言葉があるくらい、竹は綺麗にまっすぐ縦に割れ、ほとんどの製品でこの特徴が活かされています。
代表的なものは「箸」で、漢字には竹冠が付くほどです。ほかにも長さを活かした靴べらや、丈夫さを活かした鬼おろし。最近では平らに割った部分を接着して、プレス機を用いて板状にする技術も取り入れて、弁当箱やカッティングボードもつくっています。
しなやか
竹は一つひとつの繊維が長いので、薄く割っても切れにくいのが特徴です。そのためカゴやザルなどの編組(へんそ)と呼ばれる編んだ製品に適しています。
八木竹は、実はこの編組から始まりました。材料の幅や薄さを変えることで、ザルなど日用品として使える丈夫なものから、花器などの繊細な装飾品まで表現しています。
必然的なかたち
筒状の自然の形を活かす。節の模様を活かす。根っこの凹凸を活かす。 自然が作り出した形が一番無理がなく、丈夫で、機能的です。
八木竹ではその形状や特性を活かしたものづくりをしています。 コップ、万能べらなどの筒状の形を活かしたものは、内側の皮を残したまま加工して製品にできるので、シミが付きにくく、より丈夫です。
くつべらなど長さのあるものは必ず節が入ります。節は竹のなかでも一番固い部分。その節が入ることで割れにくくなります。
根っこは、地表に出ている竹を小さくしたような形をしていて、小さな凹凸があり手にフィットしやすいので、傘やカゴなどの持ち手部分として使用しています。
整える
竹は形を活かすだけでなく、炭にしても生活に用いることができます。竹炭には気孔(きこう)と呼ばれる小さな穴が無数に空いています。その穴で水分を吸着すれば湿度調整や温度調整、汚れを吸着すれば消臭や水のカルキ抜きなどに使えます。
また、遠赤外線効果で身体の不調な部分に当てることで血行促進の効果もあるといわれています。竹の活用法は多岐にわたり、捨てるところがないので、人の体にも、環境にもいい素材です。
Kagoshima is the home of bamboo. It has the largest bamboo area in Japan.
Since 1925, YAGITAKE has already started using the local bamboo for production, wholesales and sale.
Kagoshima’s mild temperature and soil are great for producing bamboo in nice quality.
Thanks to bamboo’s strength, elasticity, and a tendency to vertically expand or contract only slightly, bamboo came to be used to manufacture a wide range of everyday objects, including tea implements, fishing poles, rulers, bamboo swords, bows, and chopsticks.
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